読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Forget for get

呼吸と体を通して、自分を思い出すこと、それは「自分」を忘れること。呼吸と日々の食事でHIVとともに生きる心と身体をケアする松永真美が、生きることを活かすこと、「生活」について綴るつれづれブログ。

もっと、早く、効率よく。そんな頭が優先の生活で体をおいてきぼりにするとき魂もおいてきぼりになるんだと思う。

マインドフルネス 呼吸

睡眠をとって心身を休ませることは生きていく上で必要なことです。睡眠や休息なしには生きていくことはできません。休息が必要になったら体は眠りに入り、チャージが終われば目覚めるという完璧なシステムが搭載されているのが私たちの体です。何時間寝ればいいとか、何時間寝なくてはならないとかいろいろな情報がありますが、必要な睡眠時間は体がきちんと知っています。

その完璧なシステムとともに生きているでしょうか?

疲れているのになかなか寝付けない(あるいは眠るためにお酒が必要だったり)、朝は目覚ましのアラームで無理矢理起きる。何かに追われるように忙しく生活する日々ではもしかしたら日常茶飯事かもしれません。でも、人間が生きるために必要な睡眠や休息が充分に取れない、つまり人間が生きていくための基本的なシステムがきちんと作動していないというのは、体にとって非常事態です。

もっと、早く、効率よく。そんな頭ばかりが優先の生活では、体はおいてきぼりになってしまいます。体はさまざまな形でアラームを発しますが、それをなかったことにしたり、あるいはそもそもアラームに気づけなかったり。車でいえば、なんのメンテナンスもせずに高速で走り続けるようなものです。車が持つその性能をあますところなく発揮するためにはメンテナンスは欠かせません。人間で言えば、適切な栄養素を取り、心身が疲れていたら休む、体調が悪かったら休む。私たちは、体がなければ私たちはなにもできないにも関わらず、体をおいてきぼりにしがちです。

眠れない、朝すっきりと起きられない。そんな場合は、一度立ち止まることが必要でしょう。まずは、体がどんなアラームを出しているのか、体が今必要としていることはなんなのか、そこに耳を傾けてみます。つまり体の感覚に注意深くある、ということです。状況を急に変えようとする必要はありません。まずは気づくこと。マインドフルネスの練習の基本です。

そんなふうにスピードをゆるめて、体の声をキャッチしてみる。疲れているから休みたい、なんかやる気がでないからゆっくりしたい。いろいろあるでしょう。そんな声が聞こえてきた時、思考はどんな言葉を発するでしょうか。「OK、今日は会社を休もう!」それなら、自分の中で調和がとれていますから問題ありません。

でも、多くの場合、「いやいや、そんなこと言ってもこの仕事は終わらせないと」「やる気が出ないのは私が怠け者だからだ!」「みんなに迷惑がかかるし、休めるわけないじゃん」……そんな感じでしょうか。いろいろな声が出てきそうです。私たちは、自分に対しての言葉がもっとも痛烈です。なぜなら、自分が何を言われたら耳が痛いか自分がいちばんよくわかっているからです。

心と体の発するメッセージと思考が繰り出す痛烈な言葉。どちらも一度ひとつのテーブルにのせてみます。そうして深呼吸。しばし眺めてみましょう。どちらも自分の一部です。どちらも同じように大切に扱います。痛烈な言葉はそのまま受け取るとダメージが大きいですから、その言葉が出るにいたった意図を慮ってみます。休まずに動き続けると、何が起こるのかな? そんな問いを自分にかけてみてもいいかもしれません。達成感を味わいたいとか、役に立ちたい、仕事を通して成長したい、認めてほしい……。自分にとって痛くない言葉に変換されるまで時間をとります。

スピードに乗って走っているような状態では自分の声を聴くのは難しいですから、ゆったりとした呼吸を意識します。そうして自分の中にあるものすべてに光をあててみます。それはどんなものであっても、そこにあることが許されているものです。自分の中にあるすべてのものをただ認知する。それを排除しようとせず、そこにあることをよしとする。そんなふうにしてただ見つめることは、マインドフルなあり方です。マインドフルな状態で自分の行動を決めることで、これまでとはちょっと違う何かが生まれるかもしれません。


f:id:remembering:20160907204013j:plain

高く澄んだ秋の空だなあと思っていたらススキが陽光を受けてキラキラしていました。道に咲く花や草をきれいだなあと思ってふと足を止める。そんな時間を大切にするところからはじめてもいいかもしれません。

 

 

 

〜9月以降の講座など〜

9/13(火)スタート
体と呼吸の相互作用で自分の真ん中を知り、そこにあるための6回連続講座@外苑前

remembering.hatenablog.com

 

9/17(土)〜19(月)
Zero Re-setリトリート@沖縄

サイキックの坂本敬行さんとのコラボリトリート。
私は呼吸と身体からのアプローチ、坂本さんはエネルギーレベルでのアプローチ。ニュートラルに戻り、魂の声を聴いて生きるきっかけになるようなリトリートです。興味のある方は詳細をお送りいたしますのでご連絡ください。

 

10/8(土)10:00〜16:00 @福岡県田川郡赤村

深い自己共感~身体感覚と呼吸を軸にした癒しと変容@赤村

 

10/9(日)10:00〜16:00福岡県奈良屋町

深い自己共感~身体感覚と呼吸を軸にした癒しと変容@福岡市

※10/8、9は同じ内容です。

インナーチャイルドと呼ばれる自分の中にある過去の傷や痛み。それらは時間の枠組みにとらわれず、常にあなたの今に存在し影響力を持っています。それは物事の捉え方や反応を左右するフィルターとして機能します。意識的には「こうしよう」と思っても、どうにもできないことが多々ありませんか? 自分をハイジャックする反応や感情。「もう嫌だ」と思っても何故か繰り返すパタン。「優しくあろう」と思っても、ついキツく言ってしまう、等々。「これがありのままの私なのだ」と思ってみても、どうもしっくりこない。それらを抑圧するのでもなく、無理にポジティブに捉えるのでもなく、「ありのまま」と言って流すのでもなく。深く深く自分の内側を観ていきます。